「None but mind」/ 公演のお知らせ

08/07/2012

Photo by:Kohei YAMAMOTO

ギタリストの森山良太さんと公演をします。
お時間ありましたらぜひ、いらしてください。

「None but mind」
8月19日(日) 第一回:15:00〜 第二回:19:00〜
出演:朝弘佳央理(踊り)http://kaoriasahiro.com/    森山良太(ギター)http://ryotamoriyama.com/ 会場:KID AILACK ART HALL http://www.kidailack.co.jp/    〒156-0043 東京都世田谷区松原2-43-11
   TEL. 03-3322-5564 / FAX. 03-3322-5676
   (京王線明大前駅より徒歩二分)
料金:一般2,500円/学生1,500円

チケットは info@kaoriasahiro.com か、コンタクトまでご予約ください。

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ひふ 足の鼓動 揺れて、吠える
声は振り返る
はばたき 削られて、また運ぶ
ひかりに耳を澄ます
どこからか、いつから漂うのかを思った時から
剥ぐ 隙間 のぞみはぶつかる
淵はうたい、ふたつの腕で漕ぎ出す

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即興、というものを前はあまり信じていませんでした。
即興で生まれることの膨大と曖昧さを愛するとともに、それを果たして見てもらう時間にあてていいものか、そういう迷いがあったから。
けれど2年前にトライしてみて、即興にしかない在り方のことを知った。
それは完成されたものとそうではないもの、という差異とは違うところで話ができるものでした。

森山良太さんのようなタイプの音楽家と一緒にステージに立つのは初めてです。
今まではもう少し、なんというか、お互いが旋律だった。
音とからだという別の媒体ではあるけれど質としてはうんと近いところで、お互いの層の隙間を縫って加速してゆく、というような作業をすることが多かった。
森山良太さんの音楽はもっと立っていて、あまい物語に紛れさせることを許さないようなところがある。
はじめは一緒に踊ることがむつかしくてうまくからだが動かなかった。
たどるべき道が見えなくて、いたずらに無駄なものばかりひろっていた。
けれど彼の存在そのものが私に与えてくれるものとやはりそこは似ていて、なんとかやりくりしてきたお釣りだけではできない危機感が、わたしを引っこ抜き、剥いてゆく。
楽しいです。

1時間弱の即興公演になりますが、日々セッションを試し、そこで見たものを塗り重ねる作業の果てに何があらわれてくるのか、を、わたしたち自身も楽しみにしながら本番を迎えたいと思います。

ぜひ、お時間あればいらしてください。


なお、まだ未定ではありますが、日本のいくつかの場所を訪ねて踊りたいと思っています。
いつも公演を開催して、見に来てね、ってばっかり言っているから、今度はわたしたちが訪ねて、踊りに行く。というようなことをしたいな、と。
これは、私が去年とおととしにお世話になった「踊りに行くぜ!」からもらった気持ちでもあるのだけれど。
ちゃんと逢いに行って、そのひとの生活している町で、景色のなかで、一緒の時間を過ごしてみる。ということをしてみたいのです。
実現するといいな。

お楽しみに。