liquid

04/01/2009


からだの中に液体が満ちてる。
狭いせまい限りのあるふくろのなかで、壁に打ち寄せては戻り波どうしがぶつかり、また壁をたたく。
けれど表面はそんなに柔軟じゃなくて、かたくなにそれを押し留める。
素直に波紋が満ちた表面に伝わってその細やかさまで映してくれたらいいのに、頑固に密封した場所をめぐらせようとする。
呼吸だけは意識的に外に逃がしているけれど、それも結局管のそとをなでているだけ。
血に、酸素はめぐらない。
だんだん水は濁って、粘性を増して、重くなる。
壁を厚くする。
もうしなやかではないし、響かない。
沸騰して、上半身にどんどん比重があがっていく。
足下はふわふわ。
軽いんじゃない。
どこにも結び付けない、おぼつかなさ。

指先に心地よい重力を感じることとか、風を切る音とか、すっと隙間に忍び寄るような感触とか、そんなものを全部なおざりにして自分の癖でどこまでやれるか大会みたいなことになっていた。
なんのために指先までストレッチしているの?
いかに歪められるかでは、ないのに。

でもなんだか嬉しい。
変われそうな気がするから。
まだ試してもいないのにね。