日記、恩恵さんのワークショップの日

05/15/2012


5月10日

ワークショップの初日。
朝早く起きて洗濯物を干した。台所を磨いたりピアノの練習をしたりした。
電車に乗ったら気分がわるいことに気づいた。
携帯を見ていたから酔ったのかなと思ったけれど汗がどんどん流れてきて皮膚の表面が全部しびれるくらいに冷たくなった。下北沢で優先席が空いたので座って、手が震え出さないように握りながら眠った。
新宿についてから医務室に行こうか稽古に行こうか迷ったけれどとにかく向かおう、と歩く。

芸能花伝舎は淀橋第三小学校が生まれ変わった、芸術のためのスペースだそうだ。
私は淀橋中学校というもう今はない学校に通っていて、もし子供の頃からそこで育ったならばみんなと同じ、淀橋第七小学校に通っていただろう。第三小学校はそのおとなり。
こんな空間に生まれ変わっていたのか、と感心する。
少し郊外とか地方の学校がアートスペースとかギャラリーとかレジデンスのできる場所に生まれ変わることは最近は多いのだけれど、こんな都心でこういう取り組みがされているのは知らなかったから。まあ、千代田3331の例もあるし珍しいことではないのかもしれないけれど。
やっぱり自分にとって身近な学校だから不思議だったのかな。

コントラクションを中心にした稽古。
背骨や肋骨はよく動く方だし使っているんじゃないかと思っているけれど、これだけ重点的にやると可動域が広がって、角や隙間がなくてなめらかに、確かになった感じがした。
軸が確かで積み上げる速度が増す。
積み上げてキープすることをからだに覚えさせたい。すぐに放ちたくなって乱してしまう、いきつかないうちに引き返してしまうから。放り出すことだけが大きく動くことじゃない、ということを思ってはっとした。
恩恵さんの稽古はいつもわくわくする。
新しいことを飲み込めるのをからだも知ってて、全身が耳みたいに開いてくる。
恩恵さんとはいつもその時に大事におもうことがなんとなくリンクしていて、遠くにいるのにどこかで水脈が触れるようにおもうことがある。

背中が自由だったからたくさん自由がからだに生まれた。
あたまが邪魔、もっとずっと、はずれるまでやっていたい。

すっかり元気になってもとの服に着替えたら行きの電車でかいた汗でひやりとした。
もうやんカレーを脇に見て、帰る。