* アサヒ小屋入り

11/14/2008

小屋入り初日。
ちょっと早めについたのでしっかり自分が創った部分を練ろうと思って、川沿いのカフェで詰め、自分のなかで新しくものがたりをつくった。
どうしても繋がらなかった部分があったのだけれど、振付や演出が与えてくれた言葉やマテリアルをヒントにして連想ゲームのように渡り歩く。
また、自分のなかで興味のあるところに立ち返った。
結局はそこに引き寄せられてしまうんだ。たどり着くまでそんなに意識しなかったけれど。
なので、きっとよかったのだと思う。

到着するとすでにテーブルや照明ができていてわくわくした。
アサヒアートスクエアは初めてだから。
私にはこうして会場をどうにかして、照明を吊るしたり何が必要でどんな手順でことを進めていったらいいのかということが、もうこんなに大きな舞台になるとさっぱりわからない。
そりゃあ、ちょっと手伝いをしながらと見ているだけの人間にわかってしまうわけはないかもしれないんだけど。
スタッフさんはすごいと改めて思う。

予定外のことが多くて創っていった振りをそのままはできない感じ。
でもみなさんと話をして、ちょっと私のわがままも交えてかなえてもらったりしているうちに、きっとどうにかなるよ、というところに落ち着く。
それに自分のなかに生まれた流れはこの作品全体の私の在り方を方向づけてくれそうだから、たとえこの通りできなくても決して無駄ではない。

ほんとうはもっと作り込みたかった。
何も持っていかなくても即興で自然にからだが動いてそこで発見できるタイプではなく、確認作業の末にやっと納得のいく方だから、その納得がまだ訪れない今が歯がゆく、心もとない。
本番までに解消するしかないんだけど。
作品毎にその下積みがないと駄目だなんて、何て融通が利かないのだろうか。
やれやれ。

けれどここにきてやっと、通じたという明るい気持ちはある。
まだ深いところだけで、しかも時間をかけないと扉が開かない場所もあるのだけれど。
きちんと表面に湧き出てくるだろうか。
こなきゃ駄目なんだけど。

あと1日。