* アンコールワットで朝ごはん/カンボジア

11/08/2008


歯をむきだしにした犬がいて、勝手にあくまくんと呼んだ。
多分悪気はないのに人相の悪いひとというのは人間の世界にもいて、この日私が眺めていた犬も相当に悪そうな顔をしていた。
けれど首のところにつきのわぐまと同じ模様があった。
もしかして痩せすぎたこぐまだったのかもしれない。
こぐまの悪魔くんはどこからか拾ってきたかさかさのパンを粉々にさせながら食べていた。
やっぱり歯並びが悪いみたいで歯の間からパンがどんどん落ちてしまって、よく噛まないで食べたほうが身のためみたいに見えた。

その日の朝食はこのお兄さんについてゆくことにした。
さわやかな笑顔に負けた。

大きなビーチパラソルのようなものを重ね合わせて陽を避けている。
隙間からまぶしい空。

ご飯は美味しかった。
でも多分このとき私はそんなに気分がよくなくて(朝日にあてられたのかもしれない)胸やけがしていた気がする。
ご飯を食べながらお兄さんに彼女の写真を見せてもらった。
名前も聞いたのに、うまく発音できないまま、そして忘れてしまった。

朝ごはんを食べているときに僧のような女性を撮らせてもらった。
笑って、って言うと余計にかしこまっちゃって、だから隙を見て撮った。

コンデンスミルクを舐めている蝿。

昆虫を大きく撮ったりすることはさけているんだけれど(載せにくいから)、蝿の色もテーブルクロスの色も鮮やかで綺麗だったから。
ちょっとアメリカの広告みたいじゃない?