夜の団欒

11/06/2008


もうすぐ仕事が終わってもう少しでリハーサルにでかけようと思ったら、おばあちゃんのうちにいるお母さんから電話。
すごく頭が痛くて多分風邪だと思うから、今日はうちに帰る。
と言う。
具合が悪かったらおばあちゃんちにいたら。私は木曜日のレッスンがなくなって用事は昼からだからおばあちゃんちに行ってあげるから。
と言うと、
おばあちゃんがインフルエンザの予防接種をしたばかりだから風邪を伝染すわけにはいかないから帰る。でもひどく具合が悪いんだけど、佳央理は今日何時ごろうちに帰るの?
母はとても辛抱強いひとなので滅多に弱音をはかない。
なのに珍しく迎えに来て欲しいサインを出している。
リハーサルは迷惑をかけるから休むわけにはいかないけれど、ちょっと早抜けして迎えにいくから待ってて。どうせ今帰ろうとしても帰宅のひとで電車いっぱいでかえって具合悪くなるよ、と待ってもらうことにした。

横浜まで迎えに行き新宿湘南ラインに乗ろうとしたら品川で人身事故のため電車が動かなくなる。
お母さんは背骨まで響くほどの頭痛だったみたいで、顔色も悪い。
電車の発車を待ちながらおばあちゃんちに帰るか自宅に帰るか迷ったけれど、そのうちに電車が動き出した。

たどり着いたら12時だった。

うちに着く直前に、
お父さんに電話したら「気をつけて帰ってきてね」としか言ってくれなくて、迎えに来てくれる気は全くなかったと怒っていた。
お父さんは自分の世界に没頭してしまうようなところのあるひとで(たぶん私はそういうところを受け継いでいる)ときどき母に対する配慮に欠ける。
どんなにからだがきつくてもうまく甘えない母。
気の利かない父。
うーん。そりゃあ、なかなか難しいよな、と思う。

エレベータに乗ろうとしたらそこに父が。
あまりに遅いから心配してずっと起きていたみたい。
おばあちゃんからも心配で父に電話があったらしい。
私の携帯はいつのまにか電池が切れていた。

大丈夫?と母の腕を支える父。
背骨に響くくらい頭が痛かったの、と、私といるときよりもちょっと弱る。
弟も起きていて、母のためにうどんを作ってくれた。

明日会社でしょう、もう先に寝ていていいよ、と母が父に言うまでしばし、夜中の団欒だった。