* 目黒川とさくら

04/22/2009


通勤の道をさくらが覆っている。
会社には毎日いくわけじゃないから、その変化もあっという間だった。
ぽつぽつつぼみが開きはじめたなと思ったら次に見たときは8分咲きで、満開になり、そして次はつるつるの緑の葉が目立つようになった。
チューリップだってクレマチスだって花が咲いている時間は短いのに、さくらだけが劇的に短い生涯を見せる。

目黒川はお花見で人気だけれど、私がいつも見ている部分はもっと河口に近くてのんびりできるカフェも近くにはないのでそれほど人気じゃない。
葉がなくて花が咲く、ということがさくらを特別に見せているんだろう。

散り始めると早い。
道や階段の端にたまっているはなびらはもっと寂しさを誘ってもいいのに、そんな気持ちにはならなかった。
いさぎよいからだろうか。

川の半分を埋め尽くしてはなびらが流れていた。
さくら色の織りものを洗っているみたい。
もっと目黒川が綺麗だったらいいのに。