* 土曜のお散歩/関口芭蕉庵

10/25/2009


神田川をそってずっと歩きながら家の裏側や影を眺めた。
水の深くないところには時々亀や鴨や川鵜がいた。
平坦な場所では川の底にセメントが流され、流れを狭めて淀ませない工夫がされていた。
川がみせてくれる色んな表情を見ながら海まで出たら楽しいだろうな、と思う。

途中で急な坂道に出会い、そこに関口芭蕉庵があった。
こぢんまりしている。
急斜面に小道がくねくねとのぼっていてゆったりと緑を楽しむという雰囲気ではないのだけれど、こんな風に小さな土地を切り開いて水を引き木を配置し、その向こうを眺めやったのだなと思うとなんだかその気持ちがいとしい気がした。

関口芭蕉庵:
松尾芭蕉が二度目に江戸に入った後に請け負った神田上水の改修工事の際に1677年(延宝5年)から1680年(延宝8年)までの4年間、当地付近にあった「竜隠庵」と呼ばれた水番屋に住んだといわれているのが関口芭蕉庵の始まりである。後の1726年(享保11年)の芭蕉の33回忌にあたる年に、「芭蕉堂」と呼ばれた松尾芭蕉やその弟子らの像などを祀った建物が敷地に作られた。その後、1750年(寛延3年)に芭蕉の供養のために、芭蕉の真筆の短冊を埋めて作られた「さみだれ塚」が建立された。また「竜隠庵」はいつしか人々から「関口芭蕉庵」と呼ばれるようになった。
1926年(大正15年)には東京府(現:東京都)の史跡に指定された。また芭蕉二百八十回忌の際に園内に芭蕉の句碑が建立された。芭蕉庵にある建物は第二次世界大戦による戦災などで幾度となく焼失し現在のは戦後に復元されたものである。現在では講談社・光文社・キングレコードらが中心となって設立された「関口芭蕉庵保存会」によって維持管理されており、池や庭園などもかつての風情を留めた造りとなっている。
(wikipediaより)