* スペシャルカラーズライブ

11/02/2009

月末に共演させていただく加藤さんの即興ライブにでかけた。

出だしからすごくどきどきして、これは好きだ!という確信をなぜか持った。
画家の石原さんといい、加藤さんといい…なんだかすごいひと。
ピアノもピアニカもヴァイオリンも息遣いや声…全てが繋ぎ合わさっていた。
複雑なレース編みみたいに、よく練りこまれた飴みたいに、とりこぼしがなかった。
皮膚と呼吸の一番深いところと表面を同時にこすられてざわざわしながらも美しさに呆然とする。
狂気に近づくんだけれど、とてもクレバーな視線に貫かれている。
頭の中をかき回されて、からだのなかを奔流が襲って、あとちょっとあのピークの時間が続いたらなにか行動を起こしちゃったかもしれない。
踊りたいとかそういうものよりももっと、かきむしられるような気持ち。
ダンサーさんとの共演(打合せなしの即興だなんて思わなかった)だったのだけれど、ダンサーさんもすごく感覚のいい、ぐっと空気を引き寄せるひとだった。
からだの動きもとても面白かったし、そのあとのみんなでセッションの時にもちゃんと空間を操作できるひとだなあという印象を受けた。

終わってから全然感想が言えなかった。
混乱と興奮のなかにいて。
この音に、私が何をすることができるんだろう?
蛇足にならないことすら難しいような気がする、と考えたら動悸がした。
弱気になっているわけじゃなく、それほど揺さぶられた。
どうしよ、どうしよ。
どうしたらいい?わたし。
終わってからずうっとそんなことを友達につぶやいてしまった。
面白そうすぎるし、ほんとうに怖いや。