ひとつひとつ

05/01/2010


ある部屋ではだれかが洗濯物を干していて、
ある部屋ではだれかがテレビを見てくつろいでる。
ある部屋ではだれかとご飯を食べていて、
ある部屋ではだれかがひとりでご飯を食べている。
たくさんの生活が並んで重なって、でもそれはひとつひとつの箱のなかのできごと。

『人間の土地』みたいに、ちいさく繋がりながら、投げかけながら。
それを見たり想像したりしているわたしを誰も知らないけれど、ゆっくりとつつむ。


人生ほど、生きる疲れを癒してくれるものはない、と言ったのはウンベルト・サバ。