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12/15/2010


焦りでからだ中がぎゅうづめになってしばらくしんどかった。
でもあることでそれがちゃんと色とあたたかみで満たされて救われた。
ひとつずつ真摯にむかうことに歩き出せた。
ひとつ本番を終えて、久しぶりの出社をして、リハーサルに出て。
ひとつの本番以外はまだ動きだす芽でしかない、はじまり。
けれどあたまだけでは進行がうまくいかなかったことをスタートさせられただけでほんの少し、地面に足がついた。

本番は、つくってくださった方の表したかったことをほんとうに自分がからだに乗せられたのか、正直なところわからない。
ここのところ急に浮き彫りになった自分の弱点を痛く感じる機会だったから、わたしにとっては大きな勉強になった。けれどそれは見せることとは別のはなしだから。
少しでも近付けていたらよかったのだけれど。
心があたたかくなった。豊かさをいただいた。いい場所に誘ってくれた由加ちゃんと、受け入れてくださったみなさんに感謝。

今まで、世界を発見することが自分のいちばんの喜びだったのだと思う。
そして恐れでもあったのかもしれない。
でも世界とわたしのあいだにはひとがいる。
わかっているつもりでわかっていなかったこと。
大切にしているようで、視界から除いていたこと。
もう追い付けないし拾いあげるには大きすぎることだと背を向けて、でもいつも鎖をかけられていちばん求めていたこと。
みっともなくてもいいから正直にいたいと今は思う。