雨、うたごえ

01/21/2012


はじめての雨の記憶のことを考える。

でもどんなに拾おうとしてみても、ちょっともひっかかってこない。
弟と嵐を見たことは覚えてる。
でももっと前。
ガラスにあたった粒が集まって流れていくのを食い入るように眺めていたのはもっと大きくなってから。

けれどなにか、動き出したいのに足をとめられているかんじ、それはもしかして雨の日のことなのかもしれない。
晴れの日には動かないことが流れている日、低くふさがれてそこだけ隠れ家みたい。


肌になじむような歌声とギターがきこえる。
なにをたいせつにしてみるかを、迫られずに選ぶのははじめての経験のような気がする。
そんなはずないんだけど。
何が変わったのかわからない。
落とすことばっかりだったからぐらぐらして、それでかもしれないな。


今日はざあざあ降ればいいとは思わない。