今日だけの23時11分

02/09/2012

ちゃんと打ち解けたりほんとに好きだよって思ったりしたい、もしこころのどこかが凍りついたままな気がしていてもわたしにはずっと飛べる体温があったのだから。
つばさの手入ればかりして地面を蹴らないでいるから空ばっかり見ていて、でもそんなときは空が滲むくらいにきれいで大きい。
それはただ向こうで流れているだけの景色じゃない。
いまのまるごとしかここにはない、やり過ごすことなんかひとつも必要がないのだった。
毎日ひとつも改められない、階段をあがってもあがってもいちばん最初の床が見える、そのことにきりきり足を止められるんじゃなくて、花を見るように。

まだ潔くなんかなくていい。
どうやら一段落なんかない、毎日ほんとうはほんの少しの時間でも空があかく色づくみたいに、眠るまでひきずっていけばいい。