不在のまえに

07/20/2012

久しぶりに外にも出ない一日。
干した洗濯物は雨に追われて部屋に詰め込まれ、梅雨のはじまりのよう。
足首が冷えるな、だって夏用の部屋着だから。

自分のなかに蓄積してきたなにかがあるとしたら今はそれを食いつぶそうとしている。
食いつぶす、とは物騒なことばだけれどきっと一番そぐうことばだと思う。この荒さや、感じているやりきれなさや、けれど実際は破ってどこかへ暴れだそうとしている前哨のような雲行き。
からっぽになって平気な性分じゃない。
でもある意味では、からっぽになってしまえと思う。
わたしはしばらく持てるものだけ(少ないくせに)でやってきすぎた。

いつになったら何かを返すことができるのかわからない。
貰い続けて、返すチャンスなどこないのかもしれない。
ねえ、わたしに何か、いつかなにかをもらいたかったら、ほんとうにほんとうに辛抱強く強く長く生きてくれなきゃ。
わたしのことなんか待たないで、そうしたら突然気まぐれみたいに降ってくるかもしれない。

このあいだはじめて、見届けたいと思った。
見届けるにはわたしの一生だけでは足りなくて、だからもういちどかえってきたい。
あの夏の西日に向かって歩いた日のことみたいに、塗り替えることについて考えた。