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09/06/2012

Mさんの見せてくれたからだは私に有無を言わせなかった。
微笑んでみんなが見つめているあいだわたしは客席からずっと瞬きをしなかった。
出会った時からずっとその"ことば"に惹かれてる。
海の向こうからずっと静かに続く、太陽や月の道のように見晴るかすわたしが構えているいつももっと遠いところから、あるべき角度で差し込んでくる。どこにも触れないまま、いちばん初めにはじける場所が、もうわたしのどこか届かないくらいの深部なのだ。

でもなんだかわかったことがあるような気がする。
このことが感じ分けられていれば、もうわたしはとりあえずはいいや、ってこと。
何故説明に躍起になっていたんだろう。
知ってるのに曲げることは、蓋をするよりもやっかいな澱を生む。

きっとわたしは人間のせかいを味わわなきゃならない、ということをずっと前の日記に書いた。
急に今思い出したから、たぶんそういうことなのだろう。