霧のまち

11/06/2012

むせるほどの霧の日、11階にあるわたしの家は1階になった。
電車は止まってしばらくどんな日でもどんな時間でもない浮かんだところを過ごしたなあ。
霧が晴れて太陽がさしたら家いえの屋根からはしゅうしゅうと湯気がたちのぼっていた。
それがまた霧になりはしないかとわくわくしたけれど、やっぱりとどまらずに空に消えてしまったな。

もう薄くなってしまった霧の中を歩きながら霧のにおいを覚えておこうと嗅ぐが、町の匂いと区別はつかない。
家に帰れなかったらどうしよう!と心配したけどこれ帰れるな。
特にわたしの周り、霧うすいし。

でも空は真っ白だ。
それからいつもの橋を車が通るのをはじめてみかけた。