Lalasid

10/31/2013

たばこなんか全然好きじゃなかったのに吸い始めたのは、たばこを吸いながらの会話に加わりたかったから。
もちろんたばこを吸わなくたって話をすることはできるんだけど「お!吸うんだ!」という感じで少し内側に入れるような錯覚が嬉しかったのかもしれない。

たくさんたくさん話をした。
いつのまにか灰皿がいっぱいになって。
ことばは煙草の先に集まって、ちりちり音をたてて焼かれて、吹かれていった。

見上げてももうそこにはない。
けれど、手はあたたかいまま。