境界

12/01/2011


境目、のようなことが今のわたしの関心ごとのようだ。
その溶け合っている部分のことかもしれないし、背中を向けあって一番遠くを見ているもの同士のことかもしれない。
通い得ないもの、すり替わる瞬間、あの時にあって今はないもの、逆転する視点。
何かを境にして、しかし実はそのこと同士は遠くで手をつないでいる。
手探りしてゆくともう一方に触れる。
ただその境が今のこの時間だったらどこに引かれるか、というだけで、はなから同じことを語っているのかもしれない。

ここにきてふと、作品が最初に考えていたことにかえっていることに気付く。
見るということ。
写真を撮るようになってから見ることに仄かに芽生えた意識のことに、かえっている。